川奈ポイント情報

O.D.A.Japan代表【NABE】の勝手な思い、個人的感想でのご紹介です(笑)
1995年から始まったポイント調査、そして翌1996年オープン以来
25年間、川奈に惚れ込みずっと潜り続けているビーチ&ボート。
NABEの川奈だけの通算本数も約12000本を越してしまいました!!
いろいろなご意見あるとは思いますが! NABEの思っている川奈、
ビーチ、ボートの各ポイントをご紹介させていただきます!!
次のダイビングの参考になれば!!

川奈ビーチ

川奈を代表するメインポイント。ダイバー専用のエントリー&エキジット
スロープもしっかり完備されているので重い器材を背負ったままでも、
ビギナーの方でも安心してEN&EXすることができます。 
浅いエリアから深いエリアまで広範囲に楽しむ事ができ、生物達も豊富、
地形も砂地からゴロタ、隠れ根、ドロップオフなど起伏にとんだダイナミック
な地形でビギナーの方からベテランダイバーまで楽しむ事ができます。
2012年から数匹のカメ達が定着! 8年たった今でも同じ子達がのん
びり暮らす穏やかな海! もちろんソフトコーラルも咲き乱れ通年通して
伊豆を代表する各時期のアイドル達と会うことができ、時間をかけて潜りたい
伊豆でも一番のんびりビーチエリア。ガイドロープもしっかり完備されてい
るのでセルフダイビングの練習にも最適なビーチになっております。
生物情報は海洋情報にて常に最新のアップしておりますので是非ご覧ください!

セッティングエリア完備 EN&EXスロープ完備 水中ガイドロープ完備
平均深度10m前後 最大深度24m 初級者~上級者
     

北東方向に開かれた湾で砂地とゴロタ(岩場)が綺麗に南北に分かれるビーチ。 普段のガイドコースは大きく分けると浅場周りの砂地コース、そして深場へ続くゴロタコース。2ビーチならだいたいこのコースで。ただ砂地と言っても防波堤コース、水深10m前後のエリアを回るコース、そして最大24mぐらまで落ちる永遠 砂コースと多彩。時期によって深場の深海性の生物達を求めたり、カエルアンコウやダンゴウオなどの人気者中心で最大水深10mもいかないダイビングなど、時期によっての出物状況や海況、透明度、ゲスト様のスキルなどによってコースは多彩。ゴロタエリアでは沖に出るにしたがってソフトコーラルが多くなり、最大15mの落差があるドロップオフや隠れ根など地形も大好きなエリア。特にハーフボートエリアは地形の起伏も大きく綺麗なお花畑もあり25年間ずっと癒しのエリアになってます。湾に入る潮の影響、地形、そして砂の質(サンゴ砂~泥)で1か所のエリアでこれほど多種多様な生物、環境に出会えるビーチ。もちろんEN&EXスロープもガイドロープも完備されているのでビギナーの方から安心、まったく初めての体験ダイビングでも沢山の魚たちと遊べるビーチ、そしてナビゲーションも各エリアごとに砂・岩の境がはっきり分かれているのでセルフダイビングの練習でも安心して潜ることができるビーチです!
北東の風の影響は受けやすいですが比較的、台風のウネリには強いビーチダイビングスポット。そしてNABEが一番 好きなのはなんと言っても川奈ののんびり感。ザワザワ大嫌いなダイバーには絶対おすすめなビーチです!!

川奈ボートポイント

1995年にポイント開拓・調査で地元漁師さんの船に乗せてもらい初めて川奈沖に出たときに思ったのが、『なんて広いエリアなんだと』という事。
お隣の伊東から富戸の境界まで全部 川奈のボートポイントに使えるって聞いた時、本当にびっくりしてワクワク感が止まりませんでした!
あまりにも広いエリアなので、漁師さんのもっている海図と照らし合わせ一か所、一か所、潜り歩いて。時には端からエアーがなくなるまで面白そうな根を探して潜ったことも! その当時から続くポイントも今だに健在活躍中で、期間限定を含め大きく分けると8か所、各ポイントのエントリーブイを数えると17か所のポイントがあります。それぞれ地形も砂の色も定着する生物達もみんな違う川奈ボートエリア。ぜひ 各ポイント潜っていただきたいボートスポットになってます。

馬の背No1~NO4(うまのせ)

川奈港から8分前後 アンカーロープ設置 ロープ潜行&浮上
平均深度10m~15m 最大深度28m 初級者~上級者
     

 

一番最初にボートポイントに設定したエリアがこの馬の背! 現在も通年オープンの川奈人気No1ポイントです。港から一番近いポイントなので船酔いが心配の方も安心のエリア。No1~No2のブイが設置されているのがメインの馬の背。全長100m近い馬の背中状の大きな根をまわるコース。そしてそこから西に50mぐらい行った所にある大きな飛び根エリアがNo4。川奈ボート人気No1のポイントになります。このエリアは潮の影響も受けにくく比較的、水深も浅場から深場まで選べる穏やかなエリア。初めてのボートダイビング、アドバンスコースにもってこいのポイント。でも生物層も多く、ネコザメ、トビエイ、ナヌカ・サカタ・カスザメなどもかなりの高確率で。根にはソフトコーラルもいっぱいなのでマクロ生物もいっぱい。ビギナー様からベテランまで楽しめるポイント。25年間、変わらずNo1を保ち続けるメインポイントです!
一度は試してほしいコースがNo4エントリーでNo2⇒No1⇒No5をまわってNo4に戻る馬の背全周コース! 地元ショップさん、誰もやらない・・・出来ない・・・馬の背全部を知っているNABEしかできないSPコース。エアー持ちが良く泳げる方なら大丈夫! 挑戦してみませんか!チャレンジャー募集中!!

尾竜No1~No3(おりょう)

川奈港から12分弱 アンカーロープ完備 ロープ潜行&浮上
平均深度10m~18m 最大深度25m 初級者~上級者
     

ここ尾竜も調査の段階から潜り続けるエリア。川奈の中でも珍しい起伏の少ない平坦な地形ですが真っ白のサンゴ砂にゴロタ、浅場にはダイバーが入っていけるタコ足状の大きな根、沖に出れば数々の離れ根がまじりあう面白いポイント。オープン当初は真っ白の砂地に大きなドチザメがワンサカ! すごい光景でした!他トビエイ達も羽を休める静かな湾スポットでした。今はドチザメは少なくなりましたが通年、ネコザメやトビエイ、サカタ・カスザメなどの遭遇率は高く、点在する飛び根ではソフトコーラル&マクロ生物がいっぱい! エリアが小魚達の溜まりになっているのでワラサやブリ、カンパチなどの回遊系の群れも狙えます! 比較的 風の影響も受けにくく、潮の流れも気にならないのでビギナーの方から安心して楽しむことが出来ちゃいます! NABEおすすめコースはNo2のブイを起点にビギナーレベルならNo3エリアのタコ足根に入っていくコース、中級以上の方ならNo1に向かって沖の飛び根をまわるコース、そしてNABEだけの特別コースはNo2エントリーでNo1⇒No3をまわりNo2に戻るSPコース。ローカルガイドでもこのコースをまわれるガイドは多分?? いないと思いますよ(笑)

鵜島No1~No2(うじま)

川奈港から10分前後 アンカーロープ設置 ロープ潜行&浮上
平均深度8m~15m 最大深度22m 初級者~上級者
     

最初にエントリーした時、この鵜島を見てびっくり! あの有名な川奈ホテル下の海岸から延々と伸びる全長150m以上の巨大な根。水面に出ているのは根元の人が一人二人乗れるだけの小さな突起だけ。後は全て水中下の特大な隠れ根に。根の周りは真っ白の砂地が広がりまるで沖縄の海に来たの!と思わせるダイナミックな地形。
水深を取りたい時は砂地から、のんびり浅場で楽しみたい時は根の上で。大きすぎて1ダイブでは周りきれないほど! エリア全体が潮の通り道になっているので回遊魚系も期待大です。透明度の良い時期に真っ白の砂の上を巨大なドロップオフの壁を浮遊しながら迷路状に複雑に入り組んだ根の上をまわるコースが大好きなポイントです!

長作(ながさく)

川奈港から15分前後 アンカーロープ設置 ロープ潜行&浮上
平均深度10m~18m 最大深度30m 中級者~上級者
     

川奈エリア1番南で富戸との境界線に接するエリア。ここは調査の段階から一番、我々が力を入れたエリア。トビエイの群れに囲まれたり、ネコザメやカメが次から次へと出てきてくれたり! 潮が動き出すとイサキ、タカベをはじめまるで壁のような群れに入ってしまったり!そうかと思えばウミウシ、甲殻類、人気のカエルアンコウ系やタツノオトシゴ系の子達が続々。初めて潜った時の感動が一番 大きなポイント。岸側は柵状の根が複雑に入り組み、ショートドロップの連続。沖に出て大きめのゴロタエリアを抜けると真っ白の砂地。砂地エリアには大きな飛び根が続いていて!川奈の中でも特に潮流の影響を受けるポイントのため、時には激流になることもありますがその分、ソフトコーラルがいっぱいで、カンパチ、ワラサ、トビエイ、サメ系、カメなど大物もバンバン! ショートドロップが続く根にはマクロ生物も多く川奈でもトップクラスの豊富な生物を見せるエリアになります。潮流の影響を受けやすくその時の潮目を見ながらのコース取りに。大物&群れ狙いのコースでもいいし、潮が激しい時は根の中に入ってじっくりマクロもあり!コンディションに影響されやすいポイントになりますのでガイドのブリーフィング、をしっかり確認、エアーチェックも忘れずに!!

赤根No1~No2(あかね)【期間限定】

期間限定ポイント オープン期間 2020年6月~9月15日まで
川奈港から10弱 アンカーロープ設置 ロープ潜行&浮上
平均深度15m 最大深度35m 初級者・中級者~上級者

ここ【赤根】も調査の段階から目をつけていたエリアですが・・・地元漁師さん達にここは開けられない・・・と言わせるほど川奈の中でも一番の漁獲高(イセエビなど)を誇るエリアだったので当初オープンできすに・・・それが川奈オープンから数年後、地元漁師さん達の理解、協力の元、期間限定ですが潜ることができるようになりました! 水深40mから立ち上がる巨大な根と潮流の影響をまともに受ける川奈一ビックなダイナミックポイント。複雑に入り組む根にはソフトコーラルが咲き乱れマクロ生物もいっぱい! 伊豆では珍しいジョーフィッシュのコロニーも見つけることができ、根の下には通年テングダイ達のお大きな群れや、大型のサメ・エイ・回遊魚系との遭遇率も川奈一番! 根の先端まで行けばそこはまるで水族館の中でダイビングしている錯覚に陥ります! 我々ローカルスタッフ達も毎年オープンを待ちわびる伊豆の中でも一番と言っても過言ではないビックポイントになってます。ポイント自体はビギナーの方から十分楽しめるポイントですが潮流の影響をまともに受けるので時には激しい潮の流れが発生します。エントリー前にブリーフィング、そしてアベレージ水深も深くなりますのでエアーチェックをしっかり行ってください!!
今季も夏限定オープン! ぜひぜひ
潜ってほしいポイントです!

 

梶が根(かじがね)【期間限定】

期間限定ポイント オープン期間 2020年6月~9月15日まで
川奈港から10分弱 アンカーロープ設置 ロープ潜行&浮上
平均深度10m~15m 最大深度35m 初級者・中級者~上級者

ちゃんとマップが描かれてませんが・・・ここ梶が根は超巨大な根(梶が根)を中心にその周りに点在する隠れ根を潜るポイント。本体の梶が根は大きすぎて自分も今だに全体を把握することができていないぐらい。夏から秋にかけての根のトップは本当に水族館! これほどの群れに囲まれる事は早々ないと言っていいぐらい! しかも根のトップは
潮が引くと水面に出てしまうぐらい。【ポイント名の由来・昔、漁師さんがここを知らないで通ると舵をぶつけて壊してしまうから!?と言う説も】 我々が群れを観察するステージは5m~8m。ビギナーの方でも心配なし! ステージに行くまでの途中にはダイバーが通り抜けできる大きな亀裂やドロップオフの壁一面に咲き乱れる、まるで壁画のようなオレンジ一色のイボヤギの壁。 深場へ行けば我々がち〇ぽ岩と言っている巨大な岩! それに続く柵状の根が入り乱れて。ここでもジョーフィッシュのコロニーを見つける事ができたり、他エリアではあまり見れない種類のウミウシ達も多数だったり、マクロも激熱、大物、ワイド系も最高と川奈を代表するポイントになっております!
のんびりビギナーの方でも安心の根コース、そしてチャレンジコースでは深場の隠れ根コース。深場コースはAV水深も深めになるのでエアーのチャックしっかりしてくださいね!
エリア全体は潮通しの良いポイントになるのでエントリー前のガイドのブリーフィングをしっかりチェックしてください!!
今季も夏限定オープン! ぜひチャレンジしてみてください!!

上記ご紹介のポイント以外にも【平根】・【南尾竜】などの限定ポイントも!
2020年6月現在、【平根】・【南尾竜】についてはポイント・エリアを休ませるため次回オープンは未定となっております!
オープンできるようになりましたらまたご報告させていただきます!!

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